ボールペンのインクは大きく分けて溶剤が有機溶剤の「油性」、水の「水性」に区分されます。
従来の常識は
油性ボールペン…粘度が高く耐久性が良くにじみはないが、書き出しがややかすれて書き味が重い
水性ボールペン…書き出しがかすれず書き味が滑らかだが、粘度が低く耐久性が低くにじむことがある
と相反する性質を持っていました。
「水性の書き心地を油性で味わえるようにできないか」と考えられ、速乾性に優れ低粘度の油性インクの開発に成功しジェットストリームが発売されました。
2006年に定価150円で販売されときは「100円以上するペンが売れるはずがない」と言われたそうです。
そのころの常識ではボールペンは消耗品で紛失したらそれでおしまい。インクを使いきっても替え芯を購入することもあまりなく、芯を交換するくらいなら新しいペンを購入することが一般的でした。
ジェットストリームが発売されてから気に入ったボールペンを芯の交換しながら長く使うように変わりました。
当店でもジェットストストリーム購入お客様の5~10%が替え芯5本セットを同時購入されております。